駐在準備

海外引越し/荷物仕分けのポイント編

海外への引越し、何をすればいいのでしょうか?

海外引越しは、国内引越しに比べ、荷物の仕分けが重要!大変!です。

今回は引越しの準備、特に荷物の仕分けについてお伝えします。

国内引越しであれば、荷物は当日か遅くとも数日中には届きます。とりあえず、あるものをそのまま持っていきますよね?!

アメリカへの引越し荷物、到着まで2ヶ月程かかります。日本での生活、現地での生活も考えて準備しなければなりません。

まずは、荷物を行き先別に分けます。生活しながら分けていくので、何か目印をつける、リストを作るなど、混乱しないようにしましょう。

アメリカに持っていくもの

  1. 日常的に使う身の回りのもの。服、日用品、子供用品、化粧品、小型家電など。
  2. アメリカで使うために購入したもの。変圧器、海外仕様の電化製品など。
  3. 渡米後に必要なもの。転入学の書類など。
  4. 家具や寝具などかさばるものは現地調達にするのか、引っ越し先の状況を確認して決めましょう。

持っていくものが決まったら、これらの荷物をさらに船便、航空便、手荷物に分けます。

  • 船便は容量(立米/㎥)で、航空便は大きさと重さで輸送費が決まります。もちろん航空便の方が高いです。
  • 企業によっては、船便、航空便ともに荷物量の規定があるようなので、会社に確認しましょう。
  • また、手荷物も航空会社によって規定があります。事前に確認しましょう。オーバーすると超過料金がかかります。

船便

航空便、手荷物以外のもの全て。家具などはもちろん船便です。

船便は到着まで2ヶ月程かかることを意識して、航空便と手荷物を検討しましょう。

航空便

渡米直前まで日本で使う必要があるもの、渡米直後に必要なもの。

航空便は到着まで1~2週間かかります。渡米後すぐに使いたい場合は出発1週間前に出すなど、調整しましょう。

数日分の洋服、予備の靴、薄手の寝具、学校用品、割れないキッチン用品などを送ります。

手荷物

紛失しては困るもの、航空便到着までの生活に必要なもの。

数日分の洋服、洗面用具、学校用品(教科書・筆記用具)、薬、化粧品、パソコンやタブレット、母子手帳、転入学の書類、食品などを持っていきましょう。

化粧品や食品、薬を船便や航空便で送るためには、成分の確認や届け出が必要となりますので、手荷物で持参した方がよいと思います。

アメリカでは、少し足をのばせば日本の食材も売っています。多少割高ではありますが、基本的な調味料などは、こだわりがなければ現地調達で間に合うと思います。

日本に置いておくもの

  1. アメリカで使わないけど、日本で使うもの。喪服など。
  2. アメリカに持っていく必要はないけど、処分はしたくないもの。アルバム、本、お気に入りの家具など。
  3. 絶対に紛失したくないもの。貴金属、家の権利証など。

これらも行き先を決めなければなりません。持ち家をそのままおいておく方は、紛失が心配なもの以外、そのままでも良いかもしれません。

駐在中の荷物保管費を負担してくれる企業もあるようです。

荷物を倉庫に入れられるのであれば、持っていくもの、処分するものが大幅に減るかもしれません。

ですが、駐在予定期間や必要性などを考慮し、保管するものを決める必要があります。

一時帰国時にちょこっと着れる服や喪服、アルバムなどは、どちらかの実家においてもらえると助かります。

絶対に紛失したくないものは、貸金庫に預けられると良いですね。金庫の鍵の預け先も必要になりますが。

我が家は、日本においていく荷物は双方の実家にお願いしました。洋服、喪服、本、日本での習い事用品、ランドセル、ちょっと高かった電化製品です。

処分するもの

  1. 大物家具、家電。アメリカなど海外の賃貸住宅は家具、家電付きの物件が多いです。引越し先の状況を確認して、持っていくか、保管するか、処分するかを決めましょう。
  2. 使い勝手の悪いもの、新しくした方が良いと思うものは、この機会に処分しましょう。

処分の方法にも色々あります。引っ越しまでの期間、自分のキャパシティーも考慮した上で、処分方法を考えましょう。

売る

製造から年数の浅い家電は買い取ってもらえる可能性が高いです。家具はよほど状態が良いか、ブランドものでないと買取りは難しいようです。

お店によっても買取品目や年数の規定が違いますので、確認して依頼しましょう。

出張買い取りで引き取ってもらえない可能性もあります。その際、別の方法で処分することになりますので、部屋の立ち退き日や引っ越し日ギリギリの依頼は避けましょう。

うさぎは、旦那の筋トレグッズは専門店、家電は製造から10年以内買取り可のリサイクルショップを探して(5年以内のお店が多かったです)、出張買い取りを依頼しました。

家電は買い取ってもらえましたが、島忠購入のベッド、ウニコのソファは買取り不可でした。

IKEAの組み立て式家具は、輸送中に歪んでしまったりするようで、引き取り自体も不可でした。

結局、家具類は引越し先で使えそうだったので、船便で送りました。

譲る

船便の到着には2ヶ月程かかります。サイズアウトしそうな子供の洋服、リサイクルショップに売るほどではない小型の家電などは、譲るのも手です。その際、譲り先を広げてしまうと後でキャパオーバーになると思うので、ご注意を。

捨てる

家庭ゴミとして出す場合は、一度に大量にならないように配慮してくださいね。

粗大ゴミとして出す場合、お住まいの市区町村によって違うと思いますが、収集までに時間がかかる場合もありますので、余裕をもって依頼しましょう。

引越し業者に依頼

業者によっては、引っ越し時に不用品の処分をしてくれるようです。時間がない場合は、引越し業者に頼んでも良いですね。

海外に持っていくものだけは、訪問見積もり時までに決定しておきましょう。訪問見積もり時に、何を送るか細かく確認されます。

曖昧にしておくと、見積もり金額と当日の金額に大きな差が出てしまうかもしれません。

会社の規定を超えて、自己負担なんてことにならないようにご注意を!

以上、海外引越しの荷物の仕分け方でした。

アメリカに限らず、海外引越しで何を持っていくか、荷物の整理で悩んでいる方!参考にしてみてください。

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