アメリカでは、ニューヨークをはじめとする大都市や、地下鉄など公共交通が整備された地域で生活しないかぎり、車が必要となります。
日本のように、歩いてコンビニ!という感覚は、全くありません。
車があることを前提に街がつくられており、車なしで生活はできません。
日本人が外国で車を運転するための主な方法は、以下のとおりです。
- 国際運転免許証を取得する
- 外国で運転免許試験を受けて、その国の免許を取得する
渡米前に、日本で国際運転免許を取得して、すぐにでも車を運転できるようにしておきましょう。
Contents
国際運転免許証とは
国際運転免許を取得すると、ジュネーブ条約(道路交通に関する条約)加盟国での運転が可能になります。アメリカはもちろん加盟国です。
国際運転免許は、道路交通法で細かく3種類に分けられています。
- 国外運転免許証:「日本の運転免許証」を元に発行される国際運転免許証で、日本で一般的に「国際運転免許」と言われているもの
- 国際運転免許証:「外国の運転免許証」を元に発行される国際運転免許証
- 外国運転免許証:「外国の運転免許証」に日本語の翻訳文を添付したもの
実際に日本人が、アメリカで車を運転するために必要とされる国外運転免許証を、「国際運転免許証」とよんでいます。
国際運転免許証の取得方法について
お住まいの地域の
- 運転免許試験場
- 運転免許センター
- 指定警察署
で申請が可能となります。
各都道府県により申請場所や受付時間、交付までの期間が違います。事前に問い合わせましょう。
試験場、免許センターでは即日交付、警察署では2週間程度かかります。
申請に必要なもの
- 国外運転免許証交付申請書(申請用紙は窓口に用意してあります)
- 運転免許証(有効期限内のもの)
- 証明写真1枚(縦5cm×横4cm、無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの)
- 渡航を証明する書類(パスポート、航空機チケットなど)
- 以前に交付された国外運転免許証をお持ちの方は、その国外運転免許証(返納します)
- 手数料2,350円(2020年3月時点)
パスポート・アメリカビザ・国際免許証用の証明写真アメリカ赴任にあたって、パスポート、ビザ、国際運転免許証などに証明写真が必要となります。
これらの証明写真、すべてサイズや撮影要件...
その他
- 国際運転免許の有効期間は1年間となり、更新はありません。
- 本人が既に渡航している場合は代理申請が可能となります。
- 写真サイズがパスポートとは異なるため、注意が必要となります。アメリカVISA申請用に用意していた写真(5cm×5cm)を切って使用することもできました。
国際運転免許は、渡米後必須であり、優先順位が高いものとなります。現地の免許試験でも提出する必要があります。
渡航日にあわせて余裕を持って申請しましょう。