日本では、多くの人が洗濯物を外に干すことが一般的だとおもいます。
太陽の光に当てることで爽やかな気持ちになるからという理由もあるでしょう。
アメリカでは洗濯物を外に干さない!?
私も、日本では外に干すことが好きでした。何となく、太陽の光を浴びていると気持ちが良かったからです
しかし、アメリカでは洗濯物を外に干さず、賃貸の住宅でも洗濯機の隣に乾燥機が設置されていることが多いです。
広い庭のあるアメリカの住宅でも、洗濯物を外に干さないのは景観を損なうことを避けるためです。
景観が損なわれると、その地域の価値が下がると考えられており、庭先の手入れについても同じことが言えます。
最近では、エコロジーの観点や、洗濯物を外に干す自由などの意識の変化もありますが、まだまだ少数派だと思われます。
そんな中、私たちが渡米して1ヶ月くらい経った頃に、乾燥機のトラブルが起こりました。
乾燥機が故障した??
私は普段、洗濯をしてから乾燥機にポイポイっと入れてスイッチをオンにしていました。
エコを考えると、外干しするべきだとは思いつつも、アメリカの生活に慣れてしまっていたのです。
ある日、乾燥機のスイッチをオンにして家を出てから1時間ほど経って戻ってみると、洗濯物が乾いておらず、乾燥機は停止していました。
何度か再度スイッチをオンにしても、状況は変わらず、乾燥機が温かくなっていないことに気づきました。
原因はフィルターのつまり
その後、Googleで調べてみると、乾燥機にはフィルターがあることが分かりました。
そして、こまめにホコリや糸くずを取り除かないといけないことがわかりました。
そこで乾燥機上部にあるフィルターを引っ張ってみると、スポンジのようなホコリの塊が詰まっていました。
日本では乾燥機を使わなかったし、日本製の乾燥機にはフィルターチェックのランプがついていて、フィルターの掃除を促してくれます。
しかし、アメリカ製の乾燥機にはそのような機能がないため、フィルターの掃除を忘れてしまいました。
自分で修理しようと思いましたが、インターネットで調べてもよくわからず、旦那の会社のアメリカ人に助けてもらって、修理を手配しました。
乾燥機の裏側を開けて、小さな部品であるヒーターエレメントを交換するだけで修理が完了しました。
修理代は200ドルかかりましたが、いい勉強になりました。
フィルターのリント(ホコリ・糸くず)は毎回取ろう
1ヶ月間フィルターを放置した私が言うのもなんですが、リントフィルターのリントは毎回取りましょう。
リントフィルターをきれいにしておかないと、乾燥中のホコリや糸くずが取り除きにくくなり、ベント(排気口)が詰まって乾燥しなくなったり、リントが静電気で引火して火事になる危険性があります。
同じようなトラブルがあったと聞いていますので、みなさんも気をつけてください。