悲報(T_T)
今まで芝刈りや庭の手入れの費用は、大家負担でした。
ですが、家の契約更新の際に大家から、家賃値上げなしの条件として、Yard Maintenanceと言われ、
Landlord will take care of all yard maintenance.
この1文を泣く泣く外すこととなりました。
はい、自分たちで芝刈りをしなければならなくなりました。ということで、ついに芝刈り機を購入、芝刈りをしました!
我が家が、買ったのはクラフトマン(Craftsman M230 163CC 21-I)の自走式です。 値段は、$299でした。
今回は、芝刈り機の選び方、芝の刈り方、アメリカ人の芝生の考え方などをご紹介したいと思います。
芝刈り機
アメリカ人は、芝刈り機のことをローンモーワー(Lawn Mower)と呼びます。
ざっくり、手押しの芝刈り機をプッシュモーワー(Push Mower)、人が乗れるような芝刈り機をライディングモーワー(Riding Mower)、日本で言う草刈り機はトリマー(Trimer)と呼んでいます。
うさぎの家の周りは皆さん庭が広くて、だいたい一家に1台、ライディングモーワーを持っています。ライディングモーワーは楽ちんそう。ただし、ガレージに入れておく必要があり、車庫のスペースが潰れてしまうのが欠点です。
庭のサイズと芝刈り機の種類
Your Yard Size | 日本語 | 英語 |
3/4 of an acre or less | 手押し芝刈り機 | Push Lawn Mower |
自走式手押し芝刈り機 | Self-propelled Push Lawn Mower | |
コードレス電動手押し芝刈り機 | Cordless Electric Push Lawn Mowers | |
Larger than 3/4 acre | 乗用芝刈り機 | Riding Lawn Mower |
ゼロターン乗用芝刈り機 | Zero turn Riding lawn mowers |
アメリカのサイトで見るとライディングモーワーは3/4エーカー以上に適していると書いてあります。Choosing a Lawn Mower
3/4エーカーは、約3,000㎡です。畳に例えると約1,800畳、確かにライディングモーワーが必要です。広すぎて、手押しじゃ芝刈りが終わりません。
もちろん我が家の庭は3/4エーカー以下ですが、広さもそれなりにあり、サイズ的には普通の芝刈り機でもできるけど、ライディングモーワーのほうが楽といった感じです。
価格と駐在期間、車庫のスペース制約なども考え、ライディングは諦めて、手押しのみか、自走式手押しで悩みました。価格の差は$100。
やはりレバーを握れば(押さなくても)勝手に進んでくれる自走式が魅力的に感じてしまいました。
電動はガソリンいらずで簡単なんですが、同じ性能だとガソリンより$200程度高かったので却下しました。
ということで我が家は、ガソリンの自走式手押し芝刈り機に決めました。
いずれ帰国するので中古でもいいかなと思いましたが、愛着がないと手入れをサボりそうなので、新品を購入しました。
芝刈り機のセットアップ
芝刈り機をセットアップしようと説明書を読み、難しすぎて目を背けました…
- (ダンボールに書いてあるポンチ絵でわかったこと)梱包目的で格納されていたハンドルの柄を伸ばすこと
- エンジンオイル(最初の一回だけ付属している)とガソリンを入れること
- スタートケーブルを引くということ
これらは理解できました。ですが、いくらスタートケーブルを引っ張っても動きません(T_T)
旦那と焦りながら、あらためて説明書を読み返し、youtubeの動画を見ても分からない。
毎度、困った時はYouTubeという同じパターンで解決してきましたが、こればかりはうまくいかず、炎天下の中30分格闘しました。
たまたまレバーを握ってスタートケーブルを引きました。するとブルルンっ…、エンジン始動。
これで解決しました。旦那とともにガッツポーズですヽ(=´▽`=)ノ
芝の刈り方
はっきりいって適当です…。芝の高さは割と短めにしています。
どんどん伸びてくるので、気にしてもしかたないです。
ただ、あまり短くすると石とかがブレード(刃)にバチンとあたったりするので、ご注意ください。
刈り取った芝の処理について、日本人に話をきくと、
- ゴミ袋に入れて捨てる
- 打ち捨て(刈ったまま、その場に放置)
に分かれていました。
近所のアメリカ人の皆さんは、「打ち捨て」してます。めんどくさいので、我が家もご近所さんにならって最初から打ち捨て。
特に問題なく、放っておけば周囲の芝生たちに溶け込んでいきます。
我が家の芝刈り頻度は、2週間に一回。夏場は2週間あけると伸びすぎ?と思いますが、リズムは保ってやっています。
芝刈り機以外の準備
芝刈りをするために、ガソリンを買って持ち帰ってくる容器と作業用の手袋が必要です。
芝刈り機の一般的な燃料はガソリンです。Lowsでタンクを買って、ガソリンスタンドで入れることになります。
旦那にガソリンを買ってきてもらいましたが、緊張したと言っていました。日本では軽油を自宅で保管することはありますが、ガソリンは無いですもんね。
子供の手の届かない、ガレージの端っこ、棚の上の方に保管することにしました。
あとは、ほうきかブロワーがあると良いです。打ち捨てにすると道路や歩道にも刈り取った芝が散乱しますので、片付けましょう。
業者に頼む方法
アメリカには、庭の手入れを仕事にするランドスケーパーという職があります。最近ではランドスケーパーに芝刈りを頼む家庭も増えているようです。
彼らに頼むと1回25~40ドルくらいかかります。
近所の子にアルバイトを頼むこともあるようですが、10ドルではちょっと少ない?…嫌な顔をされるかもしれません。
アメリカ人の芝生の考え方/芝刈り感想
日本人の先輩駐在員からは家の周りをきれいに(庭・芝の手入れ)しておかないと、ご近所づきあいにも影響すると言われ、頑張っています。
アメリカでは庭や芝生をきれい保つことが、ステータスであり、その地域の評価にもつながると…。
手入れをしないと、明らかに手入れされた庭とは差がつきます。
ですが正直、1時間仕事で疲れます。芝が伸びる夏場は暑いし、クタクタになります。加えて、クルマ社会に馴染み、運動不足。
旦那と交互に楽しむこととしています。ノルマは2週間に1回です。
ただ、芝刈りが終わった後の芝の美しさ、これはやっぱり嬉しいものです。
隣の芝生は青いとは言いますが、お隣さんの芝生はもっときれい。聞くに、追加の芝の種、肥料、除草剤もたくさん散布してるとのこと。
見た目はいいけれど、少し微妙な気分も味わいながら、アメリカ生活を楽しむという意味では、やってみてよかったと思っています。
将来、日本に返った際には小さな日本の庭もきれいにしたい、そう思いました。
ここで慣れておけば、日本の庭は多分あっという間に刈れると思います。