子供は英語がまったく話せない。現地校でやっていけるのか?
そんな心配ありますよね。
アメリカでは多くの移民を受け入れている背景から、English as Second Language(ESL)という英語クラスが用意されています。
ESLとは/問い合わせ先
「English as Second Language」を直訳すると、「第二言語としての英語」です。ELSとは、英語を母国語としない学生の英語力を補強するためのクラスです。
アメリカの公立学校のほとんどで、この英語クラスが無料で行われています。
日本にはないシステムですよね。すごい!と、思いました。
お住まいの市のウェブサイトで、現地校の学区をチェックしてください。City Community School Districtのホームぺージ内を探せば、だいたいESLの情報が記載されています。
メールアドレスも電話番号もあるので、以下のような感じで、問い合わせをしてみましょう。うさぎ、英語はダメなので、このあたりのことは旦那担当ですが…
I would like to know about the ESL Program available in the xxx School System. Any info/advice you could offer would be great.
実際、問い合わせたら以下の質問が返ってきました。
What grades?
How many students will be enrolling in the School System?
Do the students or students speak some English already?
学校によって対応や申込み方法が異なる可能性もあるので、少しずつやり取りをして準備を進めましょう。
まとまった時間のある方は、School Districtのオフィス、または学校に直接伺って確認すると話が進むかもしれません。
ESLクラスの学び方
まず、レベル分けテストを実施して、子供の学力と英語力を考慮しながらクラスを設定されます。
テストは、Listening聞く、Speaking話す、Reading読む、Writing書くの4項目です。
授業もこの4項目に沿って行われます。塾で学ぶといった感じではなく、遊びを通じて理解させていくクラスです。
真似をしながら、単語を覚え、話す能力を引き出す教育方針となりますので、年齢によっては物足りなく感じるかもしれません。
生徒が一定のレベルに達し、英語の通常授業で大丈夫と判断されると、ELS卒業となります。
学校には、担任、ESLの先生、アシスタントの先生やカウンセラーもいますので、学習状況や心配事など、気になることはどんどん伝えて相談しましょう。
ちなみに、子供は大人よりはるかに早いスピードで上達するのでびっくりしますよ。
あっという間に抜かれます。ただ、短い期間だと、忘れるのもそれなりのスピードのようです。長期休暇のときなど、そこは少し心配ですけれど…。
現地校の心配ばかりしてしまいますが、日本語力の維持も忘れずに!
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