アメリカ赴任にあたって、パスポート、ビザ、国際運転免許証などに証明写真が必要となります。
これらの証明写真、すべてサイズや撮影要件がちがいます!
撮り直し、申請し直しにならないよう、事前に確認をしておきましょう。
証明写真なので、申請者本人のみを撮影したもの、6ヶ月以内に撮影したものであることは必須です。
撮影要件が一番厳しいのはビザ申請用の写真だと思いました。
写真要件
パスポート
- 縦45㎜×横35㎜
- 正面、無帽、無背景(淡い色による無地)、枠なし
- カラーでも白黒でも可
- 顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2㎜)
- 写真上端から頭頂まで4±2㎜
アメリカビザ
- 縦51㎜×横51㎜
- 正面、無帽、眼鏡着用は基本不可、無背景(オフホワイト)、枠なし
- カラー
- 顔の縦の長さは、写真縦の50~69%(25〜35㎜)
- 写真下端から目の高さは、写真縦の56〜69%(29〜35㎜)
国際運転免許証
- 正面、無帽、無背景(単色)、枠なし
- 上三分身(胸から上の写真)
- カラーでも白黒でも可
他にも全ての証明写真において、写真要件が下記のように細かく示されています。
- 鮮明であること
- 影がないこと
- 背景と人物の境目がはっきりしていること
- カラーコンタクトレンズを装着していないこと
- 平常の顔貌と著しく異ならないこと
- 前髪などにより、目などの顔の器官や輪郭が隠れていないこと
- ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
など
アメリカビザ申請の証明写真のみ、眼鏡不可、背景オフホワイトとなっているので注意が必要です。
うさぎの旦那、いつも眼鏡をかけています。以前撮影したパスポートの写真も眼鏡です。
危うくそのまま撮ってしまうところでした。確認して良かったです。
アメリカビザ申請用の写真
パスポートや国際免許証は、申請時に証明写真を持参すればOKです。
ですがビザは、オンラインでの申請時にデジタル写真をアップロードする必要があります。
また、面接当日に証明写真を持参する必要もあります。
持参する証明写真の要件については前述のとおりです。
アップロードする写真についても、規格が指定されています。
- 最小画素数は、縦600ピクセル x 横600ピクセル
- 最大画素数は、縦1200ピクセル x 横1200ピクセル
- 顔の縦の長さは、写真縦の50~69%
- 写真下端から目の高さは、写真縦の56〜69%
- JPEG/JFIF 形式
米国政府公式ビザ情報サイトに申請写真の詳細が載っています。
さらに詳しい内容はこちら↓
こちらは詳細すぎて、うさぎには??でしたが…
指定の規格に合わせたデータを作成してくれる写真屋さんもあります。
また、国務省ウェブサイト アメリカビザ写真要件に指定の規格に編集してくれるツールがあります。
英語なので、こちらもうさぎは??なところがありますが…(旦那任せです。)
アップロードした写真が基準を満たしていた場合、面接当日に持参した証明写真は返却されるようです。
証明写真どこで撮る?
証明写真ボックスも至るところにありますが、やはり写真屋さんで撮影するのが確実だと思います。
その場で納得いくまで撮り直しもできます。特に子供はじっとしてくれなかったり、笑ってしまったり…しますよね⁈
顔を少し傾けちゃっても、写真屋さんなら傾き修正してくれますし、焼き増しもできます。
ビザ申請写真のところにも書きましたが、オンライン申請用の規格のデータを作成してくれる写真屋さんもあります。
我が家は、CDデータをくれる写真屋さんで、ビザ申請の要件で撮影しました。
その際、パスポートが更新時期だったので、パスポートサイズの写真を印刷してもらいました。
オンラインのビザ申請は、もらったデータを国務省ウェブサイト アメリカビザ写真要件のツールを利用し、アップロードしました。
その後ビザ申請サイズの写真を焼き増しして、面接に持参しました。
面接で写真を返却されたので、ちゃんと指定の規格でアップロードできていたということですね。
返却された写真は両端をカットして、国際免許証に転用しました。